明けましておめでとうございます。
子供にお年玉を渡しながら、「私ももらいたい♬」と言いたいような新年。
今時はお年玉を貯金して、株などに投資するこどもたちもいるそうですよ。
平成不況に育つこどもたちの経済観念は、大人社会を映し出す鑑ですね。
澄んだ瞳は、私たちの日々の行動をじっと見ているようです。

☆今月のビジネスのヒント☆
【懐の余裕よりも、心の余裕】
昨年の11月、トヨタがF1からの撤退を表明した翌日に、ヤンキースの松井選手がMVPを受賞しました。「明暗を分けた」という見方もできますが、記者会見で見せたトヨタの山科専務の男泣きと松井選手のその涙には、ひとつの共通点があった気がします。それは「誇り」です。世界の舞台から立ち去る者と「世界の」という名誉を与えられた者、そのどちらからも会社や仕事に対する揺るぎない誇りを感じました。
なくてもやっていけるけれど、なくしてはいけないもの。それが「誇り」だろうと思います。自分のやっていることに「誇り」が持てなくなったとき、そこで心が折れてしまいます。
ある有名企業で働く中堅社員が、最近社内でツバを吐くことが多くなったと話していました。
きっかけは、コスト削減の一環として休憩室からイスが撤去されたことだそうです。経営者は「たかがイスくらい」と思っているかもしれませんが、社員の見解は違います。
立ったままの休憩に文句があるというよりも、経営者のゆとりのない発想が社員にダメージを与えます。売上が思うように伸びなければ、コスト削減に励むのは当然なのですが、「自分の会社は休憩室にイスを置く余裕もないのか」と思ったとき、「そんな会社」で働いていることに社員の心は折れてしまったのでしょう。会社や仕事に誇りが持てなくなったから、無意識のうちに社内にツバを吐いてしまったのです。懐(ふところ)の余裕よりも、心の余裕を失ったときのダメージのほうが大きいことは、だれでもよくご存じのことだと思います。
明けて2010年。新聞やテレビでは不況の余波はまだ続いていると報じています。
思うように社員の懐に余裕を与えることは難しくとも、せめて心の余裕は奪わない
ようにしなくてはなりません。
経営者自身にも言えることです。
今年も心が折れることなく「倒れるんなら前方へ!」の気概でいきたいものです。
明るい日差しが正面から差し込んで来ます。誇りを持ち、心さえ折れなければ勝ったも同然ですね。
☆トレンド?☆
・・万歩計・・
ダイエットやメタボ対策としてウォーキングがブームの中、「万歩計」の名で中高年に親しまれてきた歩数計が進化しています。
ポケットやバッグに入れても正確な歩数をカウントできる種類が増え、ジョギング時の計測や厚生労働省の新しい運動指標「メッツ」の対応など、機能は多様化しています。
形状はスリムでコンパクトになり、女性向けのデザインもとても人気。
携帯電話やiPodにも搭載される歩数計の躍進振りを見ると、世の中のみなさんの健康に対する意識の高さに納得しますね。
☆先人の言葉☆
「正義の尺度は声の多数では、ない」
ドイツの思想家フリードリッヒ・シラーの言葉。
民主主義では多数決がすべてですが、正義まで数に左右されることはありません。
自らの信念に忠実であれ・・・・
☆税務のまめ知識☆
・・インターネットで簡単に参加できる「公売」・・
滞納処分により差し押さえられた財産を、入札の方法などによって売却する制度のことを「公売」といいます。
差し押さえ財産は、不動産や骨董品、ゴルフ会員権などの「高価な品」というイメージがあるかもしれませんが、中にはギターや焼酎などという身近な品もあります。
なお、民間オークションサイトを利用して行う公売のことを「インターネット公売」といいます。
インターネット公売は、これまでのように公売会場へ出向かなくても参加できるため、以前に比べて多くの人が参加可能となりました。
昨年では、大阪国税局が差し押さえた高級外車「ロールスロイス」に148件もの応募が殺到しました。
この車は、1938年式の「フーパー・サルーン」と呼ばれる型で、
吉田茂元首相が愛用したものと同型だそうです。最低落札価格は980万円からスタートし、なんと約1100万円で落札されました。
国税庁のインターネット公売では、
一昨年の高級外車「ベントレー」が約1325万円で落札されており、動産部門ではそれに次ぐ高額となりました。
なお、国税庁のホームページでは、このような公売情報が随時更新されています。ご興味があるようでしたら、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
「公売情報」→ 検索

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